人々のこころを射止めるのにこれほどのものがないことを・・・曹長は知る。春のご膳を頂くときだった。佐世保大塔イオン庄屋。蛤のお吸い物。それを味わったあと、この蛤の殻を持って帰りたい!っていって、ダメ!と言われる。なんでも持って帰りたいっていうそういうの、直して?って。しかし諦めきれず、じっとその二個を見つめる総帥に曹長は・・・コレダ!!と気がつく。総帥はこの光沢と形を気に入ったのだ。だからお庭の植木の足元に飾りたい。だがそういう貧乏臭さを揶揄される。持って帰るべきものではないでしょ?若者の心根の美しさに総帥は参る。そんなに欲しいなら一階スーパーで買えばいいじゃん!!って。しかし自分で購入するとこれがお高い。ほなあ曹長、碇定食お願いします。ハマグリの お吸い物だぞ 俺曹長