ドライブが自分の第一義になってたということは走ることで何か発見をすることでサッタン〔短歌作り〕効果をおのずと引き出していた部分が大きくて、キャロル本当に熊本時代の三年間はほとんどクルマを運転してないんだ。歩いて十分くらい。下通りのデパート鶴屋まで。そんな便利な場所にいてクルマが不必要で車庫に眠っていたんだ。それと車庫が狭かったっていうのもある。確かに家は和風で中庭付き、贅を尽くした平屋だったけどキャロルはここで自転車を大いに活用したんだ。娘も自転車で商業高校に通った。クルマのことを全然無視して過ごしたこの三年間って本当に充実してたんだ。もう運転はいいかも?って。シゲルちゃんにもターニングベルトは替えなくていいよ?って電話で話したけどそのクルマがキャロルの宝物だ!って彼信じて疑わないんだ。キャロルは人が運転の車なら乗ってもいいけどこれ以上目を酷使するのが限界だ!とそう思う。帰宅するのはコンタクトレンズの補充もある。すやま眼科で三か月分もらわないと予備がない。大事な書類とか面接用の写真とか一杯あるけど今度来るときにはそういうのを忘れず持ってきたいんだ。