ルビー・ウーマン《復習の館おさらい編》〔134〕この積雪ショックが流通のカナメを直撃し、各店舗は今検品していて思うはず。欠品が多いと言うことです。キャロルも朝ヤマザキを検品しいつもの串だんごない、そして幾つか他の商品も欠品が。オーナーに正しい検品機の使い方をじきじきに教えてもらいます。後で無かった商品が画面に出て確認ボタンを入れるんです。今日の講師は長与店のオーナー。キャロルはこういう不測の事態はこれまで何回もあったんですか?って尋ねるとオーナーはよく起こることです。そういう場合、工場も出て来た人間でこしらえていますから要注意なんです。漏れや欠品には注意を払ってください。はい。自分もいつかは出店したい!とそう思うようになって、何を誰からどれだけ叱られようとも平気になってしまい言い訳や反抗もしません。店を何十年と経験した人物には体に染み込んだ刻印みたいなものがあって、キャロルにとってそこが美味。今回の積雪ショックが店にとって良かったか?それとも最悪だった?かを尋ねると、徒歩で来る顧客しかも客単価はうちが高いことで今回の積雪は吉と出ました!って胸を張られるんです。オーナーはチェーン付きのクルマを回してスタッフの送り迎えにいそしんだという。これでわかったのは営業も兼ねるコンビニスタッフにタイヤチェーンは必須ということです。一か八かでいい数字を獲れたオーナーには最低限の危機意識があったということですね。