俺の力で良かったら?と脇田大佐、普段から涙目なのにこの家族の窮地を、こころからはかなんでくれる。カイトは長男だ。このままいけばまるでマサトが長男のような錯覚に見舞われるし、このままいけばユキハはどうなるの?っていう不安。確かに手厚く扱われ二十四時間稼働で二人を観て貰って感謝の気持ちはあり余る。二人で月に五千円の負担金だ。これまでキャロルが仕事をセーブしていたのは保育園送迎があるかも?という期待あったしいつユキやカイトが帰ってきてもいいようにと仕事セーブしていたのは事実だ。しかし年収となればもうひとつ働くしかない。次女は一歳まで母乳で育てたい、それはユキのときに四日目で離されたという部分が大きくて、キャロルもそこは当然かなあって。一歳まで彼女には母乳を出して欲しい。そして乳がんに将来ならないようにと頑張って欲しい気持ちある。母乳で育てれば乳がんとは疎遠になれると次女は思い込んでいる。実際その通りとはいえない。ただ次女はひたすらそれを盲信しているから口を出すのもメンドイ。脇田大佐はバスタオルを次女が取りにいっている五秒間を逃さない。この生後四ヶ月のマサトが自分の乳首に食いつくかをキャロルが乳首あてがい実験。でわ喜一郎定食お願いします。黎明の 軍児は五秒で 食らいつく