自分こそが異邦人だったな?って今振り返る。語外論草今年最後は三文字の漢字でいこう。この国に生まれてきたのにどういうわけか疎遠にされて今日がある。理由は普通じゃなったからだ。キャロルは誰とも迎合しなかったし、自分の意思を曲げたことは一度もない。冷血だったし、それは文学に対して純粋でありたかったからだ。ブックサービスで、なぜ、キャロルの本よみびとしらす売ることが出来るのかも検証しないといけない。文芸社がキャロルの本に関与できないのは周知の事実だ。絶版宣言を出してくれて事実ほっとしているのだ。キャロルの本を彼らに任せられる訳がない。きちんとしないといけない。よみびとしらすは絶版になった読み物。キャロルの家にある365冊かもしくは他の635冊以外存在してはならない。千冊しか出版していないのだ。法治国家ニッポンはそこまで落ちぶれたわけではない。ましてやブレなどあってはならない。これはキャロルファミリーの真実の物語。脇田家から始まっている。脇田大佐はまだ中尉かなあ、少尉かもしれない。キミというひとり娘を嫁にする。旅館の娘だ。脇田家女系物語はキミから母へ、母からキャロルへ、キャロルから次女へ、そして孫の幸葉へ。そこを考えるとウーマンストーリーといえる。