キャロはオーナーから今年最後とあって、帰り際に力強いアドバイスをもらった。たとえば年賀ハガキ。郵便局のやつを顧客が十枚買いに来る。キャロルはインジェクトはがき52円を十回押すのだ。オーナーがそのレジの打ち方では百枚来たときに対応出来ないでしょ?って。でもキャロは数学苦手で、×が中々打ち出せない。そのあと、コーヒーのホットレギュラー五個がくる。オーナーはキャロを観察。またまた怖くてコーヒーを五回押す。その様子を見て、オーナーから直々に来年の努力目標を与えられる。山本さんは逃げているように思えてならない、ちゃんと立ち向かっていかないといつまでたっても仕事覚えませんよ?って。暖かい言葉にキャロルは頷いた。×を出してきちんと正常にレジを打つことこそがキャロの目標だし、射程に据えるべきものだろう。それはそうと猿と申、なんか字がふたつあるっての凄いわ~この辺の驚嘆を今日はショットハイで詠み込んでみたいのだ。ほなあお願いします。物申す 還暦のさる 御方かな☆キャロルが物を言うとどういうわけか物申すになっちゃうのは申年生まれだからなんだね、さるにはある高貴な・・・が掛かる☆