サファイア・マン〔かけがえのない男編〕〔61〕今とっさに思い浮かんだので忘れないうちに書いておきましょう。ラブレターの中身、ちゃんとみんなに明日披露します。所々、ウロ覚えですが、肝心カナメは文末でしょう。かけがえのない日々をまた使用している…

とても残忍な事件あったとは思えないわよね？って社会派の娘は西彼町付近でため息をつく。こんな田舎で起こる事件？って。四年前の事件だがキャロルも思うのだ。この娘は深いのだ。昨日も急性アルコール中毒で青年が亡くなったと嘆いていた。彼女の弟もそう…

キャロルはあのフェイスブックに主演した男優さんが好きで、その俳優さんがまた大作に来年出て来る・・・。これはもう楽しみで、ひとつわからないのはあのゾンビランドの主演も彼だったのかなあ？って。要するに自分では顔認識がいまいち。それで、この俳優…

俊英、脇田大佐は亡くなって霊になってもジェントルマン。それに根が純朴なのだろう。夕暮れどき長与の学び野を走行するキャロルと一緒に窓の外を何気なく見てびっくりする。少年がなんとスキップをして帰っているのだ。なんという牧歌的な光景だろう・・・…

2015年を俺は絶対忘れない。俺は年男だったのに・・・。その俺が特大リビングから完全に閉め出しを食った年度だからだ。まだ昨年は救いがあった。俺は時々あのリビングのコタツに入れたからだ。クリスマスやﾊﾞースデイ。それなのに今年は完全封殺だった。俺…