ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔115〕キャロルは美味しいものはそれに詳しい料理研究家がいることだし手を引こうとそう思うのです。それはセブンの豚汁、ごろっとと名乗る三百円くらいの商品ですが舌を巻いたのです。以前美味しいわ~って我々が思った常識をはるかに超越!?しかもこう畳み掛けたい気持ちになったのです。もうアンタ達はお味の研究にいそしむ事はやらなくてもいいのよ?ってね。これを全部最高食品として認める替わりにキャロルに台頭してきた思い、それがくじだったのです。今回特に言いたかったのは祐徳稲荷の一番札をキャロルがゲット!!しかも天下人たちから優遇されすべてが整うとまでしたためてあって大吉なんです。娘が引いたのは同じ大吉でも番数がずっとあと、これを彼女が口惜しさ連ねるんですね。お母さんだけいいな、いいな、なんで一番が引けたの??って。ずるい~って。それに彼女からもうひとつ、お願いされていることがあるんです。妖怪ウォッチのくじが今セブンであってるんですがあのヌイグルミ、全部くじを買ったら当たるしもらえるのでは?と。ほとほと困ってしまいます。こういうおみくじ願望の強烈な娘を持ったことは、きっとこれからのキャロルの運命の羅針盤かも?と。みんなも遠藤先生の抜け落ち視点は明日に回して、お金で買えないこういった新境地を開拓しましょう。