難事を好転させる矢というものがあれば誰しも欲しがるだろう・・・。そういう南天の矢を祐徳稲荷で昨日買ってきたキャロル。そういう神頼みという思い以外にも、ショッピングがあった。キーホルダーやストラップ、小城羊羹といった類に目がないキャロル。ふたつセットになったストラップも割安で鶴と亀だ。あいつが買ってきたものの中でやはり南天の矢が俺のこころを釘付けにする。人間の英知や憶測では計り知れない何かがうごめくこの近未来・・・。四月から三月までのダイアリー帳を持ち頑張るビジネスマンにとっては八月の末日は点検を意味する。十月から翌年三月を有意義に過ごすためにはこの八月末の前半総合点検で九月にどう生かすか・・・。九月の三十日間の攻防で、後期を意地でもイージーに持っていくのだ。