キャロルは病院の七階で購入したコーヒーが余りに美味しかったゆえ、紙パックをそのままバッグに入れて持ち帰る。近くの支所に同級生が勤めているのにも気がつかないありさま、そういう自分は記憶が消える記憶障害の兆候があって、その紙パックにはこうある。JVSAPEXと・・・。なぜ、感動したかというとモカとコロンビアどちらがいいですか?とコンビニ店員に訊かれる。選べるなんて・・・・こんなの初めてだったからだ。キャロルは迷った上、モカと答えた。これからこのコンビニにお世話になる回数も増えていく。しかしコーヒーが美味いということはコンビニ一次試験突破!!このコンビニを合格させたい願望も沸くし、そこがこころの癒しにもなる。芸術家のみではなくあらゆる職業の人にとって、ドリンク一次の結果は欠かせないのだ。