ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔91〕それぞれが思うのは人生の速さで、そのスピードにちょっとまった!を掛けたくともキャロル来年は還暦です。そして思うのは、こんなにはっちゃけた人生なのに針路を見失うことがなかったのは自分の力だけでは到底なしえなかったという他力本願なんですね。助けていただいたことも数知れない。どうしてこんなに自分中心だったのか?と悔いいることもありますが、これからの人生で恩返し出来るかも?って期待しているんです。つい先日つっこみ占いをしました。あのローマの休日で手の平を入れて占うあれが大塔イオンにあって、迷わずしました。その前はずっと以前、長崎の西洋館でやりました。先日の分は大事にとってあって、キャロルが適した職業を近々ゲットするって。しかも健康が申し分ないって。こんなに嬉しいことはなくびっくりでした。首の後ろのグリグリはまだあるけど、痛くもかゆくも無く、心配は杞憂だったのかなあ。ひとまず最後の文面にシャキンでした。人を好きになった時に、ハンパではなく感情移入してしまい周囲が見えなくなる、それが欠点だというのです。理性がからっきし、ないということですがズバリ当たっているでしょう。キャロルは六十歳を節目にこう自分に蹴りを入れました。どんなにカッコいい人が現れても決して、決して、本気にならない、なぜならば、キャロルは人妻だからです。随分長い間、この2文字について、考えることがなかったけれど、社会人としてこころに留め置くことの大事さをこの占いが教えてくれたんですね。