アルツ・ハンマーがあったら、ぶん殴るぞ!それくらい歯がゆいこともあった。六十代に到達ともなれば、若い子が一回で覚えることが、三回も四回もかかる。終いには、自分が罹っているのはアルツハイマーでは?とか、そうでないなら記憶障害?って。いじめに負けない人生論。自分で退路を作ってはいまいか?言い訳をしていないのか?ってことなんだ。今のセブンのオーナーはメモなんか取らなくていいですよ?って言う。新方式だなあって、キャロルは尊敬の念で一杯になる。自分の頭で、指先で、習慣で覚えていく、これしかないのだと・・・。通販用語でまた目新しいのが出た。あえて、メモせず、反復する。え~と、あれはクルードリュクス、そうだ、これだったに違いない。メモだけが優先される昨今、キャロルは新機軸を頂いた。これこそが鮮やかなる色彩といえる。