一本の映画、その内容から多くの示唆をキャロルはもらうらしい。今朝もインベージョンという映画を観ていたが、俺が入るなり消して、朝の食事の配膳支度。せっかくいいとこだったのに悪いなあと思いつつも、俺は自分を優先する。キャロルは年収ゼロ。俺は年金300マン超だ。俺がこれだけのお金を奪取出来たのも汗水たらして頑張ったからこそで、一円も収入のないキャロルこそ、ニッポンでいうゴコクツブシでしかない。この映画をなごり惜しそうに消しはしたものの、アイツは何かを掴んでいる。近未来の地球を襲うウィルスやそれに対抗する手だてをこの映画から学んだ模様だ。その眼力や眼識の凄さにパラノーマシゲコは恐れ入る。カサンドラクロスという映画から始っているというのだ。たかが映画されど映画というタカサレ現象こそ軽視出来ない。俺がもしもキャロルとの最初の四年間で、猛省していたなら、最後の二年間、ああいう干され方はしていなかっただろう・・・。自分の経験を苦い経験を肥やしにしなさい!!と俺は言いたいのだ。もしも原因不明の川崎病などが解明されれば、こういった免疫早期プランにもひと役買うということだろう。