今朝は開戦の日ということもあり、ひとつのキャロルにとっての節目の日。この日さえなければ、多くの戦争犠牲者が出なかったということもあり、キャロルにとっての猛省と慰霊の日にもなる。脇田大佐は戦争を引き起こした海軍軍人であると、シゲコも厳しい判断を下すし、脇田大佐の遺影すらしっかり見ようともしない。本当に、食うことで苦労したから軍人と聞くだけで、虫唾が走ると言うのだ。そういった世の見方は辛辣で手厳しい。家族ですらこの調子なのだ。それなのに、アメリカやニッポンでアジアでキャロルを支持する人々が居るわけがない。それでもこうして継続して書いてきたから、どうにかこうにか日々便覧の奇跡を手にしているのでは?そして、開戦の一部隊として参加した脇田大佐にあなたの孫であったからこそ、どうにかこうにか実在することが出来ましたよ・・・と感謝の念を伝えたい。もしも、雪風艦長の孫ではなかったなら、キャロルの存在自体消されただろうし、消すことは簡単だったろう・・・。そして、この幸運の駆逐艦の錨だけが、ニッポンに運ばれて、キャロルの奇跡と繋がった。いつかはその錨を見に行きたい!そのときは自分ひとりで・・・。