12個目になる西嶌姫瑠華麗集とうとう来ましたが念~~~こういう辛い日常の中にあって、スコールに打たれたように眼が覚める瞬間ってのがあって父が微笑むとき・・・。もう血圧が、上が70下が50と驚愕の数字になっているのに、微笑みを湛えているその眼差しを観るときに、心底ありがとう!!って。自分を育ててくれて愛してくれたこと、その感謝の気持ちがじゅわ~って沸いて来るんだ。こんな親不幸の娘はいないし、これまで幾ら父に払ってもらったのだろう・・・。その父への申し訳なさや信じられない娘への愛情の深さを思うと、創価学会やイエスキリストも遠いところへ消えて、おとうさんのお蔭でここまで来たことに感謝する気持ちが噴き上げて来るのだ。この父が一番喜ぶことが自分の家に滋ちゃんの横にキャロルが居ること・・・そこを思うと法外にも貴重な時間を紡いでいるのかもしれないなあって。そういえば、地域に貢献などキャロルはしてきただろうか?そういうことも視野に入れながら、この街の人々への感謝の気持ち・・・。それを忘れたらどんなに父が地元から愛されて今日あるかも見失う。同級生の男子54人中、23人は戦死。確かに功名心旺盛でどういう人を念頭に置いていたのか?というと松本清張であった。細かな描写と人間が持つ裏腹な病理。そして男と女のたくらみ。松本清張賞には入らなかったけれど父の娘として、キャロルはニッポン語の神秘について折々解明していければなあって秋上々の今朝、こころに記念したのである。