卒業と中退なら誰だって卒業を選ぶしそうなるために努力するのが人生の綱領だ。俺はあいつがふらふらしながら短大も中退だったと聞居た時がっかりしたし、その理由を聞いてさらにがっくりきたが、作家には放浪がとっても大切なのよ?って彼女独特の囁きでいわれて何も返せず仕舞いに終わった自身が情けないのだ。俺の教育はスパルタとハングリー精神だ。そこに含まれるのが人類愛とか普遍の愛、自然への愛もろもろで、キャロルのような放浪人生を俺は認めない。作家の出で立ちならばそれを証明して欲しいものだ。キャロから松本清張の本を貸してもらって呼んでいる。文庫本だ。キャロは目が痛いからって三分の一読んでほっとらかしにしていたものを俺は見逃さない。長女の旦那の妹が海賊とよばれた男を上下読みたい!って言ったそうで、俺はこころ良く貸してやった。買えば高い本をありがとう!って言ってくれたそうだ。尋常の人々とは乖離するキャロルは直感でこれまでの人生をものにしている。その人生の綱領が必要とされるときはこの国がほぼ危機に陥ったときだと俺は分析する。デルスカイしておこう。俺もキャロルと一緒の黄色!!動物占いでわが道をいくイエローだ。