ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔68〕東京よりも以北に行った本当の意味は?と神に設問しますと、あのスパゲッティ食堂だよ?との答え。ええ?あのドナ?そうだ、あそこには長崎ではついぞお眼にかからなかったものがあったはずだ・・・。ああ?あれかとキャロは思います。文楽?そういえば、隣に座る処の、老齢の母と娘、文楽を私知らなかったのよ~と母親に話しかけていた。券を頂き、落語と勘違い、息子さんが、お母さんそれは、落語じゃない、恥をかくよ!って教えてくれたそうな・・・。隣の会話全部、聞こえちゃうし~うん、それ以外に気が付かなかったか?テーブルの脇だよ?ああああああ、ニンニクオイル~東京より以北に行って、お前が得た情報の第一位はそれだ!キャロルはびっくりして恐れ大きい気持ちになります。女性のこころをゲットする為に食は欠かせない・・・。神の本気がキャロにキャロルに伝わります。そして、キャロルの名前は実にいい!と神は絶賛してくれるんですね?ええええええええ~?だったら、みんなが、キャロルに変えたいって言い出すのでは?言葉には、それぞれプラスマイナスの音感があって、語感こそが命運を握るとのこと、や、やった~~~と喜んだのも正直なところです。じゃあああ、回り道させずに、最初から、キャロルを連想させろよ!?って神に談判したくなる場面ですが、回り道に意味と成功のシェアがあると伝授されて、キャロルはその神の言葉にオヨヨンとなってしまうのです。大器は???晩成す・・・。ううううううってなりますがねん。