ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔42〕このローリーの性格とってもいいですね。若草物語の四人姉妹とそつなく付き合い、しかもお母様にも一目置かれます。このお母様の食への拘り、マメさ、親切さ、配給精神に幼いキャロは参ります。そして、自分も大きくなったら、このお母様のように、マフィンを一杯作って、お腹をすかした人達に配りたい!それにしてもなぜ、自分の母親はお誕生日パーティもしてはくれない?ってね。ローリーは気さくで、真面目な青年。あのヤンキースのエルズベリー選手のような面立ちだったに違いありません。話飛びますが、昨日、手のひらを、キンズラー選手に踏まれてしまって・・・。痛かったでしょう。大丈夫かなあ。普通の選手なら、手の指折れるところを、やはり、普段の練習で鍛錬していたお陰かもしれないですね。ローリーのようではありますが、のれんから、しょっちゅう顔を出す彼は、すっとんきょうにもキャロに声を掛けてきます。第一声が、君さあ、つかみどころない、面白い人だね?って。え??キャロはなんだか、がっかりします。おしゃれして家を出てきた積り。それなのに、面白い人?