ルビー・ウーマン《黎明編》〔35〕この命知らずの在野の神に対する、尊敬と脱帽は、これまで経験したことがなかったゆえに、大佐はまだ、半信半疑でしたが、五つのことを、箇条書きにしてみます。第一、この神は、ところ構わず出て来て、必ず、アドバイスしてもらえるのかどうか?出来るなら、その作法まで、今、取得したい。ふたつ目は、示唆のやり方は、ある程度、出来る自分になったが、他人には、初めて、果たして大丈夫なのか?小山さんは、本当に、影響力があるのか?そして・・・自分の気持ち、こういった、自分はこう思うっていう方が出てきたときに、あの神に従うことが、果たして有効で正しいのか?そして・・・極めつけは、未来が、確定した人間が果たしているのか?存在するのか?に関する、疑義でした。