お父さんも容子も、本を出したけれど、ふたりは・・・親子鷹と言いたいけれど、親子馬鹿って。いやあ、これは、みんなも頷くって思うんだ。成就していたら、ふたりともみんなから、やっぱりあの本は・・・ってなる。しかし、恋は成就しなかったし、父は、失った土地のことばかり、未練たらたら。これでは、馬鹿いってんじゃないよ~のあのイントロの三年目の浮気の方が、優れているっていう判定をキャロも出さざるをえない。でもね、そのお陰もあって、平野先生へ、勇気あるお願いをしにいけば?!ってのが浮かんだ。キャロの作曲っての、一度、15歳のときに、夏休みの長崎市か県の公募があってね、あらかじめ、詩は用意されてあって、確か、こういう詩。石畳に、陽炎燃えて、きらめく寺院の甍・・・だったと思う。この作曲したものを、現実には落選したけど、応募する前、弾いてみて!って言われて、先生の家で、弾いたら平野先生が感動してねえ~凄いわ!!って。