俺が余りに金銭のことで、ガタガタ言うことで、あいつの精神が摩耗されその精神的なものから目が中々完治しないと言われ、すっかり反省モードになった俺。俺はとことんまで情が深いのだろう。次女と俺の考え方は水と油で次女もかなりケチな部分はあるのだが、いっこうに節約生活に入ろうとはせず、あいつは二人の丁度中に立たされてキツかったという。もうこれ以上、いがみ合うのなら、私は一人でこの家を出て行く!!と啖呵を切られて驚いた。老いては子に従えと言うじゃないの?若者には若者なりの考え方があるのよ?って言われても俺はいっこうにこれまで引かなかった。しかしそういう俺の信念があいつの心を傷め付け、そして目まで病気にさせていたのなら気をきかせないといけない。脳みそと眼球。その密着度合は半端ない。両方が凌ぎを削り、時間を消化しているのだ。デルスカイしておこう。脳外科でもわからない命の迷宮だ。

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔435〕俺が大好きなジャンプが買わなくとも読めるからどこぞのコンビニへ!!と思案を巡らせる必要はなく、そういったコンビニ、楽しくふんだんに一週間に一冊を決めて読ませてくれる店が出来て俺は流飲を下ろす。このワンピースがこれからの俺を才強にして行くのは計算しなくとも出て来る。俺はイートコーナーで、電子申し込版をポンと押しちゃんぽんを頼む。この店のちゃんぽんは麺が特殊で美味いとくる。レジのお客に対応しながらも、その電子出前注文を見たレジ女子が顧客を処理し素早く売り場から商品を持って行き、電子レンジへ入れ込み温めに入る。俺は熱めの方が好きでその旨を注文に添付した。ジャンプは俺を待っていたようで、次から次に顧客は来ても、俺がちゃんぽんを食べ終わるまでは権限があって、無料ジャンプを読み干す。そこまで時間掛けなくともいいだろ?っていう輩の視線を背中に突き刺したまま、俺の気持ちは八号へ飛び火する。これだけの思索を貰える本は日本にはそうは存在はせず、俺はこの国の文化の熟成を思った。いい国に生まれて来た感動で、ただ読みさせてくれる店に、俺は将来の恩返しを誓う。約束の指きりげんまんだ!!ワンピースがもしも無かったら、俺の人生空白だらけだった。

ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔225〕五十年前も今もそう変わりません。やはりあの頃も近眼の自分が常に気を配っていた事は、人よりも見えていないから怪我をしないように!!っていう心掛けでしたが、近眼であるだけに得をしたなあっていう部門もあって、友達は見えるから、誰誰ちゃんがこっちに向かっている!!退散しようよ!!ってなっても自分は見えてないから大船に乗った気分。誰誰ちゃんが来ても来なくともそれを自分の感覚で認めない限り、ようちゃんの中ですったもんだは起こらない。つまり友達の目にようちゃんがおおらかに映っていたのは事実で、誰も仲間外れにはしなかった。誰の目から見ても優等生のようちゃんは、将来は子供を一人くらい設けて、その子供を最強のガリ勉にして行く!!と友達の皆が決め付けていたのは言えるし、しかし、それに抵抗するまでもなく、皆の予想をしっかり裏切る人生を歩んでいくのですから人生わかりません。この落ちこぼれをようちゃんは反対から読んでレボコチョとしていましたが、さらにそれを反対から読んでいくとヨチコボレ。つまりこうなりませんか?才能の余地があったのに落とされたという布石です。この発見は嬉しいし大きいですね。

ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔99〕俺はマスクをコンビニという値段高い場所であえて買うっていう新人類にまず脅威を抱く。それはドラッグストアに行けば格安箱入りで売っている、なぜあえてコンビニか?って。私も最初はそう思っていた!!ええ?マレさんも?実は私の果物店はスーパーの三軒隣に位置していて皆がその場所をまず脅威に思っていたらしくて、いつまで商売が成り立つのか?って町の人々も心配していたという立地。うちの果物店を利用しているお客様は常にそのスーパーと比較していてこっちが断然高い!!って。でも両親は怯まなかった。商売って売ってる人々の生活が成り立たないのならそこで終わる。なぜ、マレさんの家は順調に商売が運んで行ったんすか?恐らく会話だと思うの!!誰誰さんが来たらこの話題!とか、何を振るかが決まってた。顧客はネタを忘れていないことで安心感が芽生えてそれなしではいられなくなった?どの商売も言えるんだけど会話の妙味に気がつかないうちはホンマモンではない。その顧客がどういう言葉を待っているのか?その微妙な駆け引きを父達は悟っていた!!そういう考え方でいくのも解ります。ここではリスク、ラスク、コスト以外にアスクも隠れていますね?

ベン・スティラーさん主演の映画、ライフも大阪弁で日本語翻訳されて超人気を博した。大阪弁の強みってか、いかんともし難い強烈な視座!!ようちゃんの携帯に朝から又ブラジルからメール来て〔頼むで!〕って四文字だけ来るんだ。ようちゃんが歯医者行くって送ってたから、その返信で、こっちからの返信は今夜しようって思うんだ。今すぐ歯医者には行けないっていう事を夜にメールすれば彼は朝方。ブラジルは日本よりも12時間遅い。携帯見る暇はなく随分後で見ることになるし、次男に嘘をつくことは出来ない。ようちゃんだって、四月には歯医者に行こうと思っている。正直言うと怖いのもあって、取れそうな歯はあと数本残っていて、それをペンチで抜くと思うと、飛行機に乗る位にしんどい。誰にも弱みはある。ゴリラのようちゃんは目と歯が弱点だ。ほなあアメリカン幕の内お願いします。「頼むで!」と 四文字で母を 強襲する ブラジルからの 二男のメール☆四月になって歯医者に行っても遅くはない、自然に抜けるんだからって言っても、それは言い訳だ!!ってシゲルちゃんから糞みそ言われる☆

俺が妻にこれだけは順守して欲しい!!という第一項目が胃がんの検診だ。それをあいつは二年ほど怠っていて今も中々腰を上げようとはせず、それも次女の意向があいつを止めているのだ。長崎にはインフル警戒報が出ていて患者も多い。それが収まって検診に行くのが正解よ!!って。歯医者にも行けない。インフルの予防接種を俺は受けたが次女とあいつは受けてない。貧乏人だからではない。俺は受けてもいいよ!!って催促したがあいつたちは、病院でまず、マサトにうつることを警戒し、断念したようなのだ。俺は歯医者にもすぐ行って欲しいし、三月末までに迫ったメタボも絶対外して欲しくない。特に通常は料金が高い血液検査がメタボの場合ただ。この恩恵に気が付けないのなら長生きは自然と遠ざかる。俺は人生百年の法則をまっとうしたい。あいつがその時に、何か言おうとしても、もやは遅い。なぜならこの世にいないからだ。デルスカイしておこう。メタボはターボな検診だ!!

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔434〕俺は社会不適格者と社会不適合者のどっちの言葉が正しいのかを調べて驚く。自分では社会人の積りでいたものの、社会不適合者の性質を読みながら全部自分に該当している事実に戦く。心臓を握られてしまう位の恐ろしさでなんで俺のような人間が、社会に位置出来たのかを分析してみたのだ。やはり親のお陰も大きい。俺がどんなに失敗しても周囲は包み込んでくれたし、地団駄を踏んでその履物が中々除去出来ない時にもアドバイスをくれた。俺は目上のアドバイスには従順だった証明にはならないだろうか?しかしそれを相殺しても、先週なんかはもろに俺の営利主義が出ていた。俺はみやねやの十万円当選する電話を連日応募していて、その週の俺は電話には全部出た。ふだんの俺なら非通知はおろか、登録している人間からの電話しか取らない。どんな電話番号で掛かってくるかが解らないから、俺はトリマ全部出たのだ。運転中だったりで当然取れなかった回線もあって、後から迷う。非通知で掛けても相手は出ないで、結果俺は正々堂々と自分の折り畳み携帯で掛ける。すると高校時代のバスケの戦友だったのだ。あの同窓会で名刺を交換し合っていたにも関わらず俺はすっかり登録し忘れていたのだ。