イエローダイヤ・マン《プロローグより》俺が今もっとも好きな芸人であるナダルが出ていると必ず録画を設定し家を出る。俺の仕事は言葉で説明するのはやめておこう。言っても専門的できっと皆わからないからだ。ナダルをとことん好きになったのには今までの芸人にはない嫌な表情・・・嫌悪感溢れる表情を今までの芸人は表現がいまいちだったのにナダルは解明。ナダルのそれはまるでそれが真実かのように奥まで響いてくる、いわゆる芸域が深いのだ。数々の芸人の中で、なぜ、ナダルをみんながいじりたいのか、俺はそこが興味津々で、しかし実社会ではそうなるはタブーである。いじられキャラでは出世は出来ない。会社と社会は、ただ単にひっくり返して存在する語句ではないことを俺は悟った。なんと転職五回目に悟ったのだ。俺は、そしてこんな言葉にも最近参ってしまう・・・神ってる!!これは常識の範疇では起りえない神掛かり的な快挙を指すらしいのだが俺にとっては、髪ってる~~俺は髪型に酷く拘るし、ファッションセンスにも拘る。小池都知事希望の塾にも応募したいと思ったくらい政治に興味はあったが、結局応募しなかったが今になって落胆する・・・。講師に橋下氏が来る確率が高まった・・・。こんな具合に俺はいつも時代遅れ、後手後手だったのだ。