念視の能力もあるんだ。ここまで、書いたし、いっちゃうかあ。高三、日大高校三年生。ターゲットになったのは、好男子。しかも、おぼっちゃま。富裕層だ。キャロは一番後ろの席。彼は、一番前。同じ列ではない。キャロ、小学校一年生に入って、すぐの、目の検査で、0、1と0、3だったんだ。それで、担任が、毎日、諭すし、命令するんだ。メガネをかけなさい!!って。三年間、受け持ちだったから、きつかったけど、断固、拒否したんだ。裸眼のままで、なんで??鼻が、ぺちゃんこで、目まで、牛乳瓶の底に押さえられたら??耐えられなかったんだね。一女子として・・・。保健室の掃除のときに、あの、視力を計る検査用貼り紙、暗記してねえ、スゴクネ??毎年、視力あがってませんかああ?って反抗してたんだ。目を細めると、見える字があった。そして、中二で、学校から、映画館いっても、見えないんだ。字幕がね・・・。せっかくの、ジェームズ・ディーンさんが、どういう内容話しているか、わからなかったんだ。高二になって、あの映画通の親友の純子ちゃんが、コクラヤにハードコンタクト作りにいくってんで、キャロも作った。まだ、東長崎になくて、万屋町まで、バスでいってねえ~それで、やっと、人生が鮮明に見えたってわけ。その男の子の背中をじっと見つめて、彼が気がつくのかどうか?ちなみに、彼、何回も、振り返った。でも、その時には、メンタマを決して合わせない。彼、とっても怖がっていたよ。だから、数日でやめた。自分の力の強大さを知ったからなんだ。