叔父を心配する弟の優しさ

 

うちはすっかり、阿倍野区のことは忘れてもうたのに、弟の持ってきた記事に戦慄を覚えた。遺産横領(良心どこに)という読売新聞の昨日の紙面や。社会12版(26)弁護士を100パーセント信じることは難しいな?と彼は単身、大阪へ飛び、叔父に会う決心を固めつつあるようだ。確かに95歳の叔父を、想像するだけで、心細い。弟の眼は慈愛に満ちていた。うちも、影で応援したい。まず、直接会わないことには、何も分からないと彼は話すんや。