子供を導く童話…

 今までのうちなら、トムソーヤの冒険を真っ先子供に紹介した…しかし、絵画の入賞を夢見ながら亡くなった主人公の少年をぜひみんなに伝えたい気持ち、高まるんやな。少年はみずから自信があったにも、関わらず、どうかな?を自分の中で常に問いかけていたんや。すべての芸術家にこの迷いは共通や。絵が認められんことには、わやや…この思い込みこそが第一ステップや。パトラッシュは横で励ましていたな。言葉は必要ないさかい…言葉なんか、ひとつも必要ない。