彼は人の心が読める…

 

マネージャーの甥っ子さん、名前は太陽、やっと私に刺さった。店にはなかなか来れない。家が時津だから、ひがながとは反対の方向になる。彼には、何回かレジで遭遇しながら、うちが顔を記憶が出来ないことで、すったもんだが自分の中でも起こっていた。マネージャーは彼にとって叔母様になる。それなのに、うちは、以前うっとこのセブンイレブンに勤務したことのある、青年やと、思い込んでいたんやな。僕は太陽です、なんで、覚えてはくれないんですか?うちはどきまぎしながら、他のスタッフに話したら?って。彼はソッコー答えたんや。僕はあなたと話したい!!うちは答えた。顔を記憶できん病気になっているんや。青年はやっと思いが叶った。うちは翌日事務所に行くやいなや、マネージャーに、太陽くん昨日来ましたよ!って伝えた。手放しで彼は喜んでいるに違いない。言い訳にはなるが、顔を覚えるテクニックの本がないんや。