相方は私に質問してきた。

 

絵心はありますか?うちは意味がすぐ飲み込めた。マネージャーである奥様にお手製のpopをとりあえず作るよう要請を受けていた。うちは、彼女にお手製のポップを作ってあげたくとも、絵心がない……泣きそうだったうち。執筆ばかりに精進してきた結果、他には何も出来ない。彼女は油性ペンを探し始めた。事務所を探すも、全部インクなし。私はレジの近くに茶色の油性ペンがあるのをミッケ。黒より、インパクトあるよ?彼女はそれを、使い、アメリカンドックのポップを完成させた。なんでうちには、簡単なことすら、出来ないのか?不器用がこれ程板に付いたうちに、前途はない。しかし、彼女は新しいポップが完成したら、今度は、徹底的に、固定電話の周りにある埃を取りたいとうちに言って来た。