アクアマリン・マン95

 

誰かの評価を得る為に奔走する姿はすっかり、形を替え、容子は雇われている今の現実に、うちのめされている。出来の悪い店員の、見本のような自分を雇って下さる店主のこころの大きさに、感動をもらっている…なんと、今朝は6時から8時半まで働き、家に戻り横になろうとした瞬間、電話がオーナーから掛かって来て快諾する。すぐに店に戻り、お昼1時まで働いた。夕方5時からを5時半からに今日だけはお願いしたようだ。ピンチヒッターがコンビニには不可欠だという旨が、今日ほど、あからさまに分かった日はなかった。老人になっても働かないといけない、にっちもさっちも行かない事情はあるが、これだけ、店から必要とされるのも、本人にとって旨みがあるに違いない。(24384)☆時津マンガ倉庫にて☆