イエローダイヤ・マンy626 僕は自身の中で四つの掟を設けた。これは結婚してからを想定していて、ひとつ目は看過する力だ。これは何も相手が悪くなっていくのを放置ではない。つまり、なんて言うか、相手の手法をまずお手並み拝見で見る度量と採って欲しい。二つ目は話し合う力だ。これは問題があろうとなかろうといつも気軽にディスカッション出来る姿が希望になる。自分の中で解決してしまうことはお互いの為に良くない。僕は悩みがあってもとことん隠すタイプだからこういう状況を打開していく突破口かも?ってこれは入れた。もうひとつ、家庭にはそれぞれ、背景がある。僕の育って来た環境と相手が来ている環境が合致などある訳ない。ここを理解する力。認め合うことが善処に繋がる。最後が了承を得合う両者。例えば僕がいきなりクルーザーを黙って購入は良くない。なぜなら二人の空間を維持するということは経済が根本にあるという事実で、相手の許諾が必要になる。この四つを僕は徹底的に守ろうと思う。もちろん何かが勃発してみないとその時の最善などわからない。だから、あくまでも僕の目安。相手はもっと先を見越して、こんな僕の虎視眈々を、バッカじゃない?って声高々に嗤うかもしれない。それでもいい。僕は怠け者の恋をまず、揺さぶり、起こさないといけない。僕の中でグーグー鼾をかいて恋の奴は、眠りを貪って久しいからだ。