サファイア・マン《面白い男編》〔162〕奇妙な感覚とシフトの変換で、頭の中がぐるぐる回る感覚に見舞われます。彼がそういう場所にいたようちゃんを厳しく怒るかも?とびびっていた部位がなし崩しにされて、新人類が現れたような望外な感動に包まれるのです。彼のマージャンで鍛えていた脳が順調に動き始めた成果でようちゃんはひとまず玉が出尽くした段階で家に電話を入れます。そこでちょっぴりもっと他を探してみたい欲望に駆られたことを内緒にして、子供達の様子を聞き取るのです。今日は勝ち組になったけど二度とはない、まだ出ているからもうちょっとお願いしていいかなあ?ああ!!上の子供たちも一緒にテレビを見ているから心配ない!!台に勢いがあったからな~最後の一個まで拘ってプレイしてくるんだぞ?わ...わかった。彼の性格の一端にあったのはゲームで勝つ日はついている日で、そんじょそこらにはない台に当たった^^というラッキーな歓喜。閉店まで頑張れば?となるでしょう。しかしようちゃんには六歳で佐世保のぱち屋でデビューし、義伯父さんに調教された教訓があって実は知っていた。終了台との接し方です。