いじめに負けない人生論はオバマ演説をニッポン語訳の試験に出したいくらいと田中秀征先生熱く語ったくらいで、こころの片隅に難民の命なんてどうなろうと構わない・・・っていう不遜な気持ちがちょっとでもあれば出なかったオバマ大統領の国連演説で、そのオバマ大統領を酷評したり揶揄する論調がアメリカの新聞社説を飾ったというから情けない話。お里が知れるというものだ。オバマ大統領はみずから解いた。難民を見て見ぬ振りする行為ではなく救済する人類を強く定義したのだ。キャロルは一定の評価していいと思う。イギリスなど自分だけの自由を選択した国ではありえない、フランスやイタリア、そしてロシアや中国、キューバの意見が待たれていて、もちろん韓国や台湾やアジア諸国も難民救済へと動き始めるだろう。しかしそこで問われるのは、アメリカの姿勢の裏腹で、武器産出輸出国の彼らの実相なのだ。しかし逃げる国より増しだとは正統論だとキャロルは支える。この難民たちの中に神の子も含まれる、そして科学や文学の天才児も・・・。命を助けることで、人類の向上があってしかも地球の未来は磐石になるのだ。血の進化・・・そういいうことによもや無頓着であってはならない。