密林をどんどん深く進攻していくことがとても怖くて父は台湾戦線で通信兵を統括する通信団リーダー。通信といってもいつもかつも安全ではなく危険ももちろんある。父に戦争で仲間は亡くなった?と訊いても詳しいこと教えてくれなかった。人を観ている余裕なかったのか、それとも自分の周囲では本当に戦闘なかったかのどちらか。それでも慰安婦については詳しく教えてくれて自分もそういう場面に出会ったけどタヤの命を守ったというのだ。タヤはそういう戦地でのこともくみして息子に言い聞かせたと言う。病気に罹りたくないならそういう行為に及ぶな!って。タヤは男に生まれたら本当に出世していたろう。姉妹のひとりが長崎市の富士室内装飾を興した人物と結婚。やはりその血脈を観ていると商売に経済に縁があったんだなあって。富士室内装飾は破綻したが父の義理の従弟になるいっちゃんは男の中の男。長崎きっての名士だった。もてるビジネスマンの法則・・・いつでも周囲を細かく見るディティール志向が大人物になればなるほど整っているものだ〔銀行が大企業を助ける構図はもうヤメにしたほうがいいね?今回は自分本体が崩壊してしまう〕