いじめに負けない人生論、この四投目は変わらない。四という数字、死とも、子とも、幸せのしとも取れる。決して一番目にしてはならないし、二番目の子を死守しなければいけない。子供は国の宝。しかしかといって、自由気ままに人生はままならない。ここを親としてどう教え、教師と連携していくかが手腕の分かれ目。自身も相当に子供の育て方ではやぶしと揉めにもめた。彼は教育者の娘らしからぬと幾度もキャロルを責めて、子供に勉強しなさい!と言ったことのないキャロルの態度を誹謗中傷、彼は真っ向から、キャロル自身の矯正を言ってきた。そういうことじゃあ、いい子は育たない、なぜ、規格通りの子供に育てようとはしないんだ?って。正直、キャロルは自分のセンテンス術の向上に余念がなくてそれどこではなかった。文章をしたためることで手一杯だったのだ。それが逆に佳かったのかもしれない。大きな喧嘩にも至らずその場その場を何とか凌いだのだ。いじめに負けない人生論、自分の究極を知る人間は、他者に対するときの手加減にたけている、そしてなおかつ強かである。