ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔93〕このコーナーではキャロルの人生の何がダメで、何が秀でてたか?なんてそういうこと、書かない。このコーナーでは、キャロルの指が誰の想いを代筆しているのか?っていう真相前置きで、それだけは書いておこう。それがずるくはないキャロルの出で立ちにもなる。ハンディがキャロルに負荷されて当然だったと思うし、こんなに内蔵した機器はないってじぶんを自覚している。機器という言葉はスティーブ・ジョブスを描いたあの映画にも出てきた。分けて考えないと不十分なんだ。機器とは製品。伝えるのが接続会社。ニュース内容はコンテンツ。何もかもいっしょくたんにしてると墓穴掘る。キャロルはコンテンツ部門のニンゲン。エンジニアは製品部門になる。伝えるのがマスコミで新聞や週刊誌、そしてテレビや書物。六月二十二日の西日本新聞七面で中州次郎さんが貴重な文章を寄稿。是非読んで欲しい。この際だ。きちんとテリトリーを特化してないとあわや飽食になっちゃう。何が美味しくて、何が生鮮食品で、何が半解凍でって、そういう細かなシワケがまだ世界中の人々もわかっていない。だから主軸が見えない。よろよろしているのはそのせい。キャロルはこのみっつに芸術、アートを加える。だから怖いんだ。忽せに出来ないんだ。文化を守ろうとか、その意味が全くこの国の人々はわかっていない。だからキャロル今朝は明瞭にした。鉄のカーテンっていう言葉が出てきたときにまだ小学生だったキャロルが、ニッポンで最もその語彙に恐れ戦いた。そのことがすでに証明してたんだね。