俺とキャロルの共通の映画と言うと寅さんシリーズ!!大好きな時間だった。二十本は、ホームシアターで一緒に観ているが恋が実るのでは?とそう期待を大にした映画は三本ほど挙がる。リリーとの再会編や、あとは理髪師に惚れる、あの北海道シリーズ、それと住職の娘に惚れたあの三本。しかしあとヒトオシが寅さんになかった。すべてが揃っていても寅さんは、俺は・・・と全然違うことを言って引いたのだ。ここには、ニッポン男子の謙虚さがもろに出ているとそう俺は解釈している。俺では、こんな俺では、あの人を幸せになんか出気はしない。この出来はしないが、出気はしないと記述したところに注目いる。ニッポン人が自虐史観に走ったのは劣等感がさせたのだ。