あと百キロとなって、こころの中が騒然となる。あのダイハツセールスマンだ。思い出すたびに、ああいう男に息子たち三人がなってくれたらなあ?って。しかも北海道出身なのだ。何が素晴らしいってか、顧客のことをまず第一に考える。この顧客第一志向がセールスマンやウーマンの一流を固定化する。この予算内で頼むよ!了解しました。彼の笑顔を思い出す。無理して笑っているのがミエミエなときもあった。苦しい笑い、苦笑いだ。しかしおくびにも出さない。自身の苦境を・・・。北海道人ってのは、粘りがあるんだなって敬服した。キャロルはいつも一目を置いている。自分はもともとクルマ修理から始っているんです、とそう話してくれた。技術屋だった彼を転進に導いた何か・・・これは面白いぞ!!でわショットタンお願いします。灰汁の無き 笑顔の奥に そそり立つ 男の野望 いつかは俺も〔いつか俺は社長までいかなくとも部長になりたい!〕