清貧の輝き主宰のシゲコはキャロル以上にピリピリなっている。この二ヶ月研修期間にも、キャロルが脱落するとそう心配していて、やつの場合、心配はすぐに杞憂になり、深刻なる憂慮になって落ち込む。人生のほとんどが、そのパターンの繰り返しで落ち込むことの多かった彼こそ、血液型Aマイナス思考者だと言える。しかし今回ばかりはこっちに相当の危機感がある。若い頃の記憶術がてんで作用しないのだ。覚えたはずのものが、カタッパシから離脱、すら~っと、しれ~っと消え失せる。まるであのホラー映画ミストさながら・・・。笑ってられない厳重警戒が要る。シゲコの視点も、手堅い思考も大事だなあって改めて思うのだ。土日二日間休みで、ここも救われた。今度、店長に会うときには、どうしたんですか??山本さん・・・と言われるくらいに絶句させるくらいに成長していたい!!48時間で人は変身出来るのか?脳の短期進化にも関わる問題なのだ。