ぼら王ございます、セクスモーニングシャワー、土曜日恒例観覧車、出発でーす、でわケサヴォイからね、習慣投稿、ムーランルージュ〔オレンジ色〕、ボーダーズ、でわそろそろそろ~り回転しましょう~ニキータキタ~~~その頃の宇宙銀行では投稿三昧という企画が話題になって、新国際資格に加わったのが校正技術であった。縁の下の力持ちでありながら、中々日の目を見なかった分野、いきなり照度が上がったのもこの校正という2文字の律儀さにあった。君の校正は誰?僕は、矢永さんだよ!ほおお、僕はニンマリさんです!俺が頼んでるのはドンズマリさんだよ!ってな具合に話が盛り上がるのも次代の趨勢を担うものだとこの仕事がいきなり脚光を浴び、英訳校正などの分野、フランス語翻訳などにも熟知した能力検定分野が正に生まれようとしていたからだった。正しさという文字は必ずニッポンの投票で用いられるということも人気の根源となっていた。しかも校は学校の校。アメリカでもこういった校正のみならず、文章コーディネーターのような資格が人気の始まりを拍車を見せつつあった。梶原はその最先端にいると自負していた。そして自分に負荷をかけていたのだった。