パラノーマシゲコにはアイツの気持ちがよくわかる。いきなりフェイスブックや、ツイッターに馴染むことが果たして出来るのか?本人のこころの奥底〔おうてい〕に恐怖があるのは致し方あるまい。何しろ、新聞記者たちから12年もの間シカトに遭っている。この苦い経験が彼女のこころに影を落として、もしもこういう新しい環境にも、新聞記者たちが大勢いて、当然また、彼らがキャロルの追い落としに掛かるのでは?という恐怖があって、よほど大物の、私は必ずキャロルを守ります!!という守衛やボディ・ガードがなければ、彼女のこころは安心にはならない。なぜなら、こういう新環境には必ずこれからの区域では専門の新聞記者たちも入って・・・となる。そういうのもキャロルのトラウマでしかないのだ。もしもツタヤ、アマゾン、そしてグーグル、ソフトバンク、こういった四社が必ずキャロル執筆文の存在を守ります!!って言ってくれたら状況は打破出来る。アマゾンだけでは安心出来ない。セカイの作家から嫌われているからだ。情報の公園にキャロルは来ているが新聞記者たちのいる砂場ではなく、シーソーで、ひとりで大人しく遊んでいる状況。砂場をスコップで掘り返すと、自分の尾骶骨の骨の欠片が出てきそう・・・。条件さえ整えばいつでも砂場に行けるってことだね。