キャロルにも思い当たるフシがある。以前三年も前なのですが長崎市役所の食堂で食事を頼み待ってました。地下ですが、とても安価で美味しいのです。ガーデンから一匹の蝿が入ってきて中を飛び始め、来た食事に一度も手を付けられず彼女は手付かずで残したのです。大きな蝿だったからかな?と思い、深く考えなかった・・・。彼女の分はキャロルが食べて・・・。しかし彼女が小さな蟻でもダメなことがわかったのは、エトワールという遠縁のケーキ喫茶にはいったときです。カウンターで500円のケーキ&紅茶セットを頼み待っていたときです。チョクチョク来ようよ!安いじゃん♪と隣にいる娘に声掛けたら蟻がいやだ!っていうんです。ええ?蟻だって生き物だよ?ってキャロルは言ったのですが、もう嫌だ、来たくない・・・って。小さくても虫類はダメのようです。この調子ではとても無理ではないのか?と。バイト中、トイレの掃除で虫はいないとは限らない。どうしたらいいのか?と。キャロルは根本的に間違っていたと猛省します。母が潔癖だった。友達さえもキャロルが家に入れるのを拒んだ。強弱はありますが、長女もきれいにするのは徹底的な一面があり次女は正反対ではあるものの傾向は同質ではないのか?キャロルにはありません。ただ、小さいときですがこういった光景を鮮明に覚えています。母が牛乳瓶を置きっぱなしにしていてそれに沢山小さな蛆虫が来てたんです。でもキャロルがそれを観ても嫌な気持ちがしてこない、なぜなのかな?って思うと、将来を磐石にするシラスに見えていたからなんですね。なんでシラスに見えたかは自分でも謎です。