この最後の自由枠エッセイも全然予稿はない。普段、数学の出来ないキャロルが頭の体操でいつも使っている、思考法を伝授しておこ。それというのも毎回、頭の中でドタバタあるからなんだ。問題からね。1500メートル走る少年は目標をまず決めます。五分以内でと。すると、50メートルを何秒平均で走るとよいですか?答え自体は出るけど、実際これ、次男が長距離やマラソンやってて、目標を作ったときからキャロルも参戦。彼は北海道マラソンも完走。足には自信がある。サッカーもしてたし。ただ、この次男のお蔭で、人生は平均値通りに行かないことにキャロルは気が付いた。ラストスパートだよ。最後まで、平均通りとはいかない、力を温存していた人間の底力。実力なんだ。こういう計算通りではない部位に理数系人間は弱いかもしれない。答えはひとつではないというトリック。そして答えのその裏に何が介在しているか・・・。そこを読み解くのも天才ならでわ~