今回は忘れられない映画の日になりました。三本のゴズリング主演映画の中で、キャロルが選んだのはあのプレイス・ビヨンド・ザ・パインズ宿命これには本当に参りました。みんなも気が付いたと思うけど、ゴズリンさんを殺す刑事、それもまだシンマイだったのですが、演じた俳優さんも見事でしたね~まず、あの円の中で、バイクを走らせるという曲芸ですが、昔、小さい頃に、長崎市大波止に来ていたサーカス団を思い出してとっても懐かしかった。キャロルは動物ショーも好きで、火の輪くぐりとか、それと圧巻があの円のおりの中で繰り広げられるバイクショー、そして固唾を飲んで観とれた空中ブランコ。毎年、冬の頃は両親に連れられていくのがとっても楽しみだった。この映画で、落ちこぼれという五文字が出て来る。そして対比させたのが良かった。エリートの家庭と名も無い家族達を。後者はいつも損をして泣き目に遭うが、最後、あの写真を大事に警官が持っていたことに衝撃を・・・。そして父を殺したことを自分に謝ったこと・・・。このふたつがもし、無いなら、殺しも辞さない構えの落ちこぼれの少年・・・。エリートの息子を演じた方も巧かったし、この落ちこぼれを演じた少年も逸材だ。こうして映画は我々に教えてくれる。人間が本当のこころと謝罪を念頭に置く限り、両者に道が開けるということ。