清貧の輝き主宰のシゲコに、思い切って別居しようよ!今度はあんたが出ていきなよ!って言うと、家庭内別居しかない、それは家賃が生じるからさ!って。そうかあ、腹を割って喧嘩すると、理不尽さや不条理があらわになって、そういう意味では結果丸見えでいいかも。だから最初から喧嘩しないでお互い無視が上手いトコいくのかなあって、改めて、思うのがこの無視やシカト、黙殺の見直しなんだ。相手を逆上させて撲殺されるより、口は禍のもと。美しいニッポン語で静観でもいいね~ええ?今、なんか言った~?ううう・・・くらいがいい。土地がわてのもんで、建物がシゲコなんて微妙だしい、日妙~~~って思わない?あ、これも新語にね。ヒニチたっただけでは決着が付かない微妙の場合。本当はキャロルはね、福岡の早良区百道〔ももち〕浜なんかの建売住宅を持つのが第一希望だった。しかし、清貧思考のシゲコが躍起になって、いずれ容子の土地になる長崎を希望。福岡に建てればなんの禍もなかった・・・。つまりね、福岡の城南区なんて、シゲコの銀行仲間、一杯家を建ててみんな悠々自適に生活・・・。実家は、キャロルにとって、辛い場所だったんだね?落ちこぼれになって街中のさらし者になって・・・故郷に錦を飾るっていうくらいにならないと帰れないというプライドあったし、それでもやっとこさ、帰れる場所だったんだ。