ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔7〕経験哲学の見地に立っても、なるほどな話で、30年前の出来事に、一体どれ程の価値があるのか?それと同時に、思ったのは、物書きのセオリーについての深い考察です。畑田先生は、出版社を探し出すことに、これ程、拘っておられる。芯からこの講師に習いたいな!と思い、幾らかかりますか?と講師料金を尋ねたら、5万円と回答がありました。嬉しくて、なんとか、お金を作ります!もう少し待っていてくださいね!とキャロは予約を入れました。自分を拾ってくれる出版社が、きっと、現れる。そう信じたのは、畑田先生が、出版社を探すことの本懐を示してくれたから・・・。外国の販社でもいいなあ♪、その方がキャロらしいかもって。先生は、コーヒー代を、奢ってくれて、恐縮しました。キャロも、自身の本を、先生にプレゼントしました。よみびとしらす・・・はこうして、西暦2011年、12月末頃に、敬愛する畑田先生の手元へ・・・。こころが、熱気で充満して、もう一軒、ひとりで喫茶店に入りたいな!と素直に思ったのです。