小鹿キャロになって、身軽になった自分を実感するんだ。もちろん、バンビ。キャロがレストランOK〔いまの長崎市田中町、レストラン庄屋がある場所〕に勤めていた頃、ひとりの、男性がコーヒーを飲みに、しょっちゅう、来てたんだ。OK洗車場っていうのが、隣にあってそこの、所長をしていた男性なんだ。昭和15年生まれだったんだけど、顔が、バンビのお父さんそのもの。キャロ、一瞬で解ったんだ。この人は相当に頭がいいって。俗にいう血の廻り早いってやつ。レストラン修業も、楽しくて、有意義あるものだったけど、やがて、引っ張られるんだ。自分は、バンビっていう喫茶店しているんだって。いやあ、スカウト嬉しかったですよ~でも、その場所、自分が出た、東長崎中学校の正門前の横断歩道渡った、目の前。少し、物怖じしましたね~なんでかっていうと、多くの友人が来る可能性、ある訳。みんなが、高校で、転校したのは、なぜ?ってキャロに真顔で訊いてきそうでねえ~こういうびびり屋気質のとこ、実際あったんですよね。でも喫茶店には興味ある!店の名前がバンビ。この可愛さに押されましてね~レストランをきっぱり辞めて、多くのお客様にちゃっかり宣伝して、移ったわけなんです。蛍光箇所ですよ~小さな勇気を求められて、迷うとき、それは自分自身がびびり屋なだけ・・・。