もう一首、焚き火の短歌あるんだ~焼き芋やったり、本当に、楽しかったよ!でもみんなは、注意してよ、今じゃ、ゴキブリスプレー、シュシュ~ッとやっただけで、警報機だよ。ピポン、ピポンって、隣り近所にあわや、聞こえるでは?っていうくらいに、かまびすしい。あんまり、うるさいってんで、止めようとあっちこっちいじるんだけど、鳴りやまない。電池取っても、おしゃべりしていたあのお人形みたいだった。チャイルド・プレイのチャッキーだ。キャロは発見したんだ。焚き火の最初ら辺は、騒いでいた子供達が、やがて、疲れたのか、し~んとなった・・・見ると、木片が燃えて、星くずのように、きらきら輝いているんだ。もう、しんしんとした夜になっていてね。余りの、美しさに感動して、子供達が静かになっている・・・。キャロも焚き火が無駄ではなかったと。キャロ、20世紀から、21世紀になるという、1999年、正しくクレバスの時間帯において、日本で最も数多くを詠んだ歌人である事を誇りに思う。そして、世紀末に一堂に介する人類同士の深い不思議な縁〔えにし〕・・・・でわもう一首お願いしま~す。子供等と 焚き火しやがて 夜になり 炭赤々と マグマの如し