今日は懐かしいこと一杯話そうかな~それで、こころの仁丹になれば、キャロ最高~小さいときから、病気がちで、いつも、熱ばかり出していた、キャロ。なぜこんなに、たくましくなったのは自分でもよくわからないんだ。小さいとき、その頃は、タクシーなんかないし、ましてや赤ちゃんの座薬もまだない。とにかく、高熱が出たら、両親が代わる代わる抱いて、夜でも病院に走るんだ。キャロは、赤ちゃんなのに気が付いていたんだ。いつもは、喧嘩ばかりの二人が、自分が高熱を出すときに限って、団結しているんだね。愛するものが、同一だからこそ、こういう現象が起こるんだなって・・・。確かに熱が出て、脱水状態になるのは、赤ちゃんにとっては、耐え難い難儀ではあるんだけど、病が法外な結果を出していることに驚くんだ。この国にはまだ、思想というものが、しっかり根付いていなくて、まずもって男が自信を喪失している、そういう国なのでは?蛍光箇所に来ているからね~世界のどの国と比較しても驚愕させられる数値・・・それがこの国の男達が保有する挫折感である。キャロの家庭はいつも、母親の爆撃砲で、父が撃沈されているという図式であった。それが、キャロには逆に良かったのかもしれない。キャロが高熱を出すことで、いつもは強靭な母が憔悴、この時の父の存在や言動はとても頼りになった・・・。懐かしい病院名、忘れもしないあの病院、ごんどう小児科といったんだ。