サファイア・マン《緻密な男編》〔135〕かつての首相、吉田茂をこんこんと解説しながら、たとえ、どんな境遇であってもへこたれない精神を培うには、母親の心の強さが要めになる・・・そして授かった子供達のことを常に優先しながら物事を穏便に進めていくことがやがて順路を得る・・・と。父の言い方が古臭く聞こえはするものの、女子が生きていくには世の中がかなり難儀なことも予想として挙がってきます。家庭の中に位置して、一体なにが可能であるか?最大のクリア局面に差し掛かっていたときに、女性には特需がある!!といきなり父が言うのです。出産の特需であったり、体の弱さをカバーしてくれる助成の特需、そういった眼に見えないものを是非とも生かすべきだよ!!って。その内訳がまだその頃のキャロルには解せません。男は表面では威張っていても実は内奥に於いて、常に女の行動を評価し、恐ろしい存在として、評価格付けているということです。男の弱さではなく、ニッポン男子の長所に値するもので、そこに気が付けない女子は永遠に出世まで到達出来ないと豪語する・・・。そこの組み立てに気が付ける優良な女子になれれば家に居たまま大成する日も夢じゃないだろう。とまあ、父が一体何をキャロルに訴えたかったのか?今思うと、男子の心にある処の良心を信じなさい!!ではなかろうか?と。

中々ホームランの数が伸び悩んでいる選手にレンジャーズのオドーアがいる。当初一試合ホームラン二本いって、今六本でじっと止まっている。キャロルが監督なら彼を一番に据える。今年一番ホームランがやけに多くてそれはまるで、標榜のように我々に立ち塞がる。投手を一回でノックアウト症候群に追い込ませる威力が初回ホームランにはあって不振だからこそ、目立つ場所で再生の意味で一番というのと、彼の俊足だ。それを生かさないと話にならない。足でかき回す、こねくり回せる選手は打撃が映える選手を凌ぐ魅力があるとシゲルちゃんも足を重視する。一番オドーア、二番アンドルス、三番マザーラ・・・今日はこのマザーラを詠もう。実はNHKの大リーグ放送時の画面スターが替わった。ニューヨークの自由の女神がバットを握っているのだ。女性を意識した転送だと想うし、このマザーラのマザーに強烈な霊感を感じる。ほな大リーグ戦竜お願いします。自由の女神に 一番近い マザーラだ☆いつの世もどこの世もマザーは不滅なり~☆

キャロルとっての嬉しい誤算は案外スムースに全部屋を整理整頓し終わったことで、二階の四部屋のうちの二部屋を徹底的に掃除し、来月の息子の帰還に合わせての最高の環境作りに時間を費やしている。冷房しかないクーラーでもあって良かった・・・と思う。冷房だけでも回転すれば六月の暑さを凌げるだろう。友達の約半分が結婚したという。三十代突入する頃にはもう少し増えるかも?って真顔で話していた。彼はすでに大きな使命を担っている。ルンバもサンバも踊れるようになっただろうか!?きっと彼は誰に対しても心に垣根がない分、やらかすこともあるだろう。しかし、それで充分いいのだ。いじめに負けない人生論、上司の言葉が厳しいほどに、迂闊な顔は出来ない。思い入れが大きいほどに厳しい言葉は続行で、それをいじめ・・・などと取らない息子で安堵する。

ブラジルに博多ラーメンが進出でその店に入る二男の顔が浮かぶ・・・。1200万都市というとどんな様相だろうか。一箇所だけがきらびやか?それとも町全体がグローバルなのだろうか。今度息子が帰ったら、食べ物についてを一杯聞きたいとそう想う。特に肉の話だ。ニッポンから来ている商社マンやバンカーたちとも定期的に交流するといっていた。それを想像すると俺の頭が薔薇色になる。北海道大学にいったときも俺だけが息子を訪問した。ブラジルも俺ひとりで行きたいな!!とさえ想う。ひとり旅が案外好きな俺で、あいつのいびきがネックにある。赤道から下ということで思いのほか涼しいのだという。きっと博多ラーメンは成功するだろう。みんなの舌には共通の壷があるはず♪デルスカイしておこう。ジュエリーラーメンだ。食い終わったら、ダイヤが出てくるラーメンで、ひし形の蒲鉾が入っている。

イエローダイヤ・マン《標榜編》〔198〕とうとう・そ・が来てしまう。まさか公務員ガイダンスを俺が指南するとは一体誰が想像したろう。みんながええ?とのけぞる場面でしかも、今日は忖度のそに来た。ニッポン人特有の語彙風潮だと俺は思う。一生この2文字を使用しない人間すらいて、気配りのことを言うのだ。しかし尊宅とパソコンで出てくるように貴人に対する気配りであることはいわずもがなで、俺の世界にこの言葉を介入させない気概がある。これは気が強いからではなく、ニッポン人として恥ずかしいからで、外国の人々もこの忖度に関しては反応がいまいちだったのもわかる気がしている。忖度を作動するときにはよほどの時・・・しかも自分破滅を視野に入れていないといけない。襟を正す場面で自分は良かったな・・・って心底想う。政治家ではないのにここまでけじめを付けるのも忖度を全く受ける余地のない一般大衆のことを常に考えるからだ。優遇されることもなく、ただ、血と汗と涙で頑張って来た労働者を俺はこの国の第一人材と考えている。その方がこの国の経済が快方に向かうからだ。そして公務員から苛めを受けて苦しむことを公僕からやられる・・・ということで、ボクハラと命名しておこう。税金で飯を食う人間にあるまじきボクハラだ。

サファイア・マン《面白い男編》〔135〕今辿ってみると父の年齢がちょうど65歳。人生の転換期だったのでしょう。53歳で肩たたきのように中学教諭を退職してすぐに選挙に出馬するなど、身内の誰もが反対でしたが、キャロルだけは暖かく見守ったのです。そういう奇特なところがキャロルにはあって、誰もが見放したような人物や故事を好むのです。そこにあるのは興味だけではありません。今で言う人民詩のようなもので端的に言えば、詩歌に入るかもしれません。なぜ人は人生で成功したい!!と強く懇願するか、その源をさぐることが大事で、特に桁外れの父の出世欲が何から生じていたのかとても気に掛かっていたのです。自分を良く見せたいのか?大人物だと誉められたいのか?そこが解せません。多くの本を読んできた読書欲が父に及ぼした影響もきっとあるはずで、書店回りが趣味だったことも今頃、類推を抱かせるのです。今でこそ、電子書籍の時代ですが当時そういったものはまだ入ってきていません。世界にもなかったでしょう。しかしそういった紙と電子の違いというよりは、決定的に違っていた部位はあって、情操教育の捉え方でした。優秀な者が主導する世界の終わりで、その翳りをキャロルは心のどこかで予感として抱いていたといえます。しかし父は成績優秀な者こそが世界を牽引する・・・とそこは譲りませんでした。

うちの自販機にグングングルトを入れた。実は前から気になっていたのだ。どうしてもナーバスになったときトントントンと下に下りてじぶん自販機で購入するのにビックルがいいな!!って。係りの人が点検にくる土曜日、遂に自分から持ちかける。ビックルを入れたいんですが・・・ああ、あれはサントリーの商品でちょっとうちでは・・・残念だわ~それならこれはどうですか?似たような商品でぐんぐんグルトっていうのがあるんです。ありがとう!!それでいいし、助かったわ!!今一日二本購入しているのだ。ちなみに500サイズが欲しかったがそれではない。小さなペットボトルで自販機価格130円也。しかし大きなサイズの値段も気になりドラモリに行くと一円違うけど両者、百円切るのだ。そしてふたつの商品が顧客視野ではペアなことに気がつく。ほなあ大リーグ戦竜お願いします。キプロスに 行ってみたいな 俺キプニス☆この選手って不思議なんだ、キャロルがテレビ観覧時、かっならずホームラン!!インディアンズのこの選手を見て連想に挙がる選手はいないんだ・・・俳優になっても彼は成功しただろう☆