イエローダイヤ・マン《標榜編》〔198〕とうとう・そ・が来てしまう。まさか公務員ガイダンスを俺が指南するとは一体誰が想像したろう。みんながええ?とのけぞる場面でしかも、今日は忖度のそに来た。ニッポン人特有の語彙風潮だと俺は思う。一生この2文字を使用しない人間すらいて、気配りのことを言うのだ。しかし尊宅とパソコンで出てくるように貴人に対する気配りであることはいわずもがなで、俺の世界にこの言葉を介入させない気概がある。これは気が強いからではなく、ニッポン人として恥ずかしいからで、外国の人々もこの忖度に関しては反応がいまいちだったのもわかる気がしている。忖度を作動するときにはよほどの時・・・しかも自分破滅を視野に入れていないといけない。襟を正す場面で自分は良かったな・・・って心底想う。政治家ではないのにここまでけじめを付けるのも忖度を全く受ける余地のない一般大衆のことを常に考えるからだ。優遇されることもなく、ただ、血と汗と涙で頑張って来た労働者を俺はこの国の第一人材と考えている。その方がこの国の経済が快方に向かうからだ。そして公務員から苛めを受けて苦しむことを公僕からやられる・・・ということで、ボクハラと命名しておこう。税金で飯を食う人間にあるまじきボクハラだ。