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イエローダイヤ・マン〔標榜編〕〔33〕俺は昨夜の番組を逃がさなかった。ほぼヒロミに照準が当てられて彼が日曜大工マンとしてクローズアップされるのみならずその斬新なる切り口が注目されて人々の脳裏にしかととどまることが受ける要因なのだろう。俺も先日のバイキングでヒロミに改めて傾倒する。小池都知事が切り込もうとしている政党復活枠の二百億円の遣い道についてヒロミがいいこと言ったのだ。税金安くしてよ～そんなに余ってるのならさ？って。みんなが気が付かないことを瞬時にフォローできる力は語彙力だけではなく、元々語彙鋭敏に輪を掛けて干されたからだろう・・・って俺なりにその長期の休憩時間を慮ったのだ。ヒロミを強豪にしたこの長期芸能界離脱。何も毎日出ることだけが人生芳醇にもっていくわけではない？母に久し振りにショートメールする。干されたことによって素晴らしく蘇るものに何がある？三大を挙げてくれ。母から返って来る。即答だ。コンブ、するめ、干し柿・・・。うゥっわ～～俺はのけぞりそうになる。全部お正月のお屠蘇の友達だ。なんかこう、この国がわかってきた按配だ。これだってあんばいは正確には塩梅だ・・・。俺は怖いもの見たさで、長崎県大村藩の歴史を紐解くのだった。